2つの会社を経験して

どうもAguasです。

やっと書き始めます。

お仕事の話を書きます。

今日の結論は
成果で判断してくれる社会に生きよう!
ということです。
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私は現在32歳です。
大学院を出てメーカーの研究開発に新卒で入社。
6年目で転職。
現在は別のメーカーで研究開発をして3年目になります。
恐らくですが、両社とも知らない人はいない程度には
大きな会社だと思います。

そんな2つの会社を経験して思うこと、
それは「仕事は成果で評価されるべき」ということです。

何を当たり前のことを、と学生さんは思うのではないでしょうか。
でも、それが多くの会社でできていないのです。

実体験を交えて以下に記してみます。
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1社目は、年功序列、残業代が出る
しっかりと就業時間を管理している、一般的な日本の会社。

2社目は、成果主義、残業代が出ない
期限までに成果があればその間の過ごし方は問われない
少し変わった会社。

私は圧倒的に2社目がいいです。
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ここで、1社目の話をします。
その会社は、年功序列で残業代が出るため、
仕事が早く終わるような優秀な社員は残業代がもらえず薄給になります。
効率よく成果を出したのに収入が増えない、
しかも年功序列だから大した評価も得られないのです。

一方、あまり仕事の具合が芳しくない社員は、
沢山の残業をしてちょっとの成果しかあげません。
ですが、残業代が出るので給与はもらえますし、
年功序列なので評価も特段下がりません。

こうなると、成果を出さずにダラダラしていたほうが高収入
というよく分からない現象が発生します。
また、出来る人は出来ない人の仕事もやる羽目になりますので、
だんだん早く仕事を終わらせることが無駄に感じてきます。
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次に、2社目の現在です。
期限までに成果が出るのであれば、その間は何時に来ても帰っても良い。
極論すると来なくても良いレベルです。
残業代はないので、成果でのみ給与が決定されます。

そうすると、早く仕事を終えられる社員はさっさと帰宅し、
その空いた時間を趣味に費やしたり、勉強したり、家族と過ごしたり、
とプライベートな空間を得ることができます。
そして、それを活力として、次の仕事も効率的に回せるようになります。
ただし、成果を出せない社員は容赦なく評価が下がり、給与も減額されます。

成果主義と聞くと、タダでバリバリ働かされて骨の髄まで吸い取られる、
ようなイメージが持たれがちですが、現実はそうではなく、
ちゃんとできる人が評価されるシステム、と言えます。
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皆さんは「生産性」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
生産性=収入÷勤務時間
で表すことができ、短時間でたくさん稼いだ方が生産性が高いと言えます。
つまり1社目は生産性が低く2社目は生産性が高いです。

生産性の高い会社の方が、圧倒的に人生の時間の使い方が充実します。

成果が出ないと評価が下がる点は厳しいですね。
ただ、それは健全だと思うのです。

一方、良い循環に乗ることができずに成果をあげられなくなった人が、
社会から取り残されるのはダメだと思います。
ちゃんとやり直しの効く社会であるべきです。
その代表が転職業界の活性化ではないでしょうか。

なお、先進国において日本は生産性が最悪レベルに低く、
それは、古来からの年功序列
残業の習慣が原因というのは容易に想像がつきます。
アメリカの会社とやり取りすることもありますが、
彼らは定時でさっさと帰ります。
残業を沢山させるとすぐに転職してしまうようです。
それくらい従業員の権限が強い社会にしていかないといけませんね。

この、やり直す、転職する、という観点はまた別に記していきたいと思います。

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最後に。

部活でもバイトでもゲームの大会でも良いです。
皆さんには、
成果をしっかり上げることを意識できる人を目指してほしい、
そして、
それを評価してくれる組織に属すことを貪欲に狙ってほしい、
と思います。

そうすることで、充実した時間を過ごせる人生になっていくはずです。

今日はここまで。ではでは。